即興ディベート
普段、豊富な資料を長時間かけてリサーチし、万全の準備をして、ディベートの試合に臨んでいる選手たち。ディベート甲子園に参加する中学生・高校生たちは、自分たちの議論を論証するために、証拠資料を引用しながら議論を進めています。しかし、ディベートをほとんど知らない人たちからは、一見すると、単に集めた資料を読んでいるだけのように感じてしまわれることも少なくありません。
そこで、この即興ディベートでは、試合の直前に論題を発表。選手たちには、証拠資料を使わずに、短い準備時間のみで、ディベートの試合に臨んでもらいます。果たして、選手たちは、これまで培ってきた知識や能力を、証拠資料がない状態でいかに発揮することができるのか!?ディベート甲子園に出場する選手たちの高い能力、そして、彼らの持つ無限大の力を示すべく、今年も選手たちが熱く楽しい議論を繰り広げてくれます。本大会で採用している教室ディベートとは異なり、初めてディベートを観戦する人たちや論題に関する予備知識がない人たちにもわかりやすいものとなっていますので、皆さん、是非、会場へ気軽に足を運び、選手たちの勇姿を観戦しに来てください!
◆出場チーム
高校の部の準々決勝で敗れた4チーム。辞退があった場合には、決勝トーナメント1回戦で敗れたチームの中で、勝利数、得票率、1試合あたりのコミュニケーション点の順に順位をつけ、順位の高いチームが出場する。
◆ルール
1.フォーマットは、肯定側立論から肯定側第2反駁まで各2分。
2.出場チームは、論題発表後から試合終了まで、チーム以外の者と試合内容に関わるコミュニケーションを行ったり、資料を読んだりすることができない。インターネットや電話等を通じたコミュニケーションも禁止する。
3.コミュニケーション点はつけず、一般社会人を含む審判たちの多数決によって勝敗を決する。